台風・大雨のとき離れて暮らす親の安否をどう確認する?——災害用伝言ダイヤル・LINEの安否確認機能の使い方

台風・大雨シーズンは離れて暮らす親の安否確認がいつも以上に不安になる時期です。電話がつながらないときの備えとして、災害用伝言ダイヤルやLINEの安否確認機能の使い方を解説します。

台風シーズンは「つながらない」前提で備える

台風や大雨のとき、離れて暮らす親に電話をしても「回線が混雑してつながらない」「停電で充電が切れている」ということが起こります。災害時は電話が最もつながりにくい通信手段になるため、普段の連絡手段とは別に「つながらないときの備え」を用意しておくことが重要です。

災害用伝言ダイヤル(171)の使い方

  • 171にダイヤルして音声で伝言を残す:親の自宅の電話番号を「録音する電話番号」として登録すれば、家族はその番号を指定して伝言を再生できます。携帯電話番号でも利用可能です。
  • 体験利用日に一度練習しておく:毎月1日・15日、防災週間などに体験利用ができます。実際に災害が起きてから初めて使うと操作に戸惑うため、親と一緒に一度試しておくと安心です。
  • 録音は30秒、保存は最大48時間(提供状況による):短くても「無事です。避難所にいます」など要点だけ伝われば十分です。

災害用伝言板(web171)とLINEの安否確認機能

  • web171(災害用ブロードバンド伝言板):インターネット経由で文字による安否登録・確認ができます。電話が不通でもWi-Fiやモバイル通信が生きていれば利用可能です。
  • LINEの「安否確認」機能:大規模災害発生時、LINEアプリ内に「無事」ボタンが表示されるモードが起動することがあります。親がLINEを使っているなら、家族グループで一言スタンプを送るだけでも安否確認になります。
  • SNSでの位置情報共有:普段からLINEの「位置情報を送信」機能の使い方を親に教えておくと、避難時にも居場所を伝えやすくなります。

停電・断水に備えて事前確認しておくべきこと

台風シーズンに入る前に、次の点を親と一緒に確認しておきましょう。

  • モバイルバッテリーの有無と充電状態:停電時にスマホの充電が切れると、連絡手段そのものが失われます。
  • 避難場所と避難経路の確認:自治体が指定する最寄りの避難所を親と一緒に地図で確認しておきましょう。
  • ハザードマップでの自宅の浸水・土砂災害リスク:自治体のハザードマップで自宅周辺のリスクを事前に把握しておくと、避難の判断が早くなります。

見守り機器があれば「連絡が取れない不安」も減らせる

電話やLINEでの安否確認に加えて、センサー型の見守り機器やGPS端末を導入していれば、通信障害時でも「最後に反応があった時間」など間接的な安否情報を得られる場合があります。台風シーズンを機に、普段の見守り手段を一段強化しておくのも一つの備えです。

まとめ

災害時は電話がつながりにくいことを前提に、災害用伝言ダイヤル・web171・LINEの安否確認機能など複数の連絡手段を事前に親と共有しておくことが大切です。台風シーズンが本格化する前に、一度家族で「もしものときの連絡方法」を確認しておきましょう。

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